【本】「書評集」小泉今日子

「アウトプットしないと。下手とか上手いとか考えずにとにかく伝えることが、学びになる」とは師の言葉。

 

社会人大学生になってから読んでいる本の分野や数は格段に増えたものの、それがどんな風に良かったかと聞かれるとちっとも記憶に残っていない。確かに、読みっぱなしは良くないのかもしれない・・・。

そんなわけで、恥ずかしながら、これからは読んだ本を自分なりに総括して記録してみようと思う。

最近は、ノンフィクションものや、理論や学説の書かれたちょっと堅い本ばかり読んでいたので、久しぶりに普通の読書もしたいと思ったけれど、これは面白いだろう、と迷わず手にとるような選書の勘がすっかりなくなってしまっていてしばし呆然。

困った時は、人に頼ろう。

手にしたのは小泉今日子の『書評集』(中央公論社 2015)。

IMG_3618

キョンキョン派か、明菜派か、同世代の人なら一度は話題にしたことがあると思う。
グループアイドルばかりの今時の子にはわからない感覚かもしれないけれど、キョンキョンも、明菜ちゃんもそのくらい絶対的アイドルだった。(ちなみに私はキョンキョン派)

そんなアイドル小泉今日子がもう50歳だなんて!
けれど、キョンキョンは今でも変わらず自然体でキュートで魅力的である。「アンチエイジング?なにそれ?」って感じ。年齢を重ねたからこその美しさってこんな感じなのかな、と思う。

キョンキョンは、文章を書く人でもある。
アイドル全盛期だった頃、人に声をかけられないよう時間を過ごすために身につけたのが読書だったという。読書が、彼女の感性や人生観に大きな影響を与えたことは間違いない。

『書評集』は読売新聞日曜版の書評欄に掲載された97冊分のキョンキョンの書評を一冊にしたものだ。書評欄を担当する読書委員に抜擢されたのは、演出家で作家である、久世光彦氏が縁を繋いだものだそうだ。久世光彦氏と師弟関係!キョンキョン、おそるべし。

素直で凝った言葉は使わないのだけれど、センスの光る表現で数々の本を紹介されると「お、これも、読んでみようかな」と思う。おかげで私の読みたい本リストが著しく増えてしまった。この書評の所々にキョンキョンの素顔が見え隠れして、またそれがとても魅力的なのである。本を紹介していながら、これは一冊の「小泉今日子」という人の物語だ。

読書委員は10年間続いたそうだ。

ちょうど、今の私はキョンキョンが書評を書き始めた年頃。私も今から始めてみたら、10年後にはんな素敵な文章が書ける良い女になっているかな?と希望を持ったりしている。

「キョンキョン」なんて呼ぶのがすっかり失礼になってしまった、今の「小泉今日子」をもっと知りたい人はこちら『MEKURU  Vol7 みんなのキョンキョン、誰も知らない小泉今日子』がオススメ。

糸井重里氏の『ほぼ日刊イトイ新聞』の対談記事も面白い。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中