すごい人に会う

午前中、吉祥寺パセージプラスの3回目。
前夜からまたしんしんと雪が降り、朝はヒヤヒヤした。
30分遅れで無事開催。
素晴らしい出席率でした。

夕方から、6月に開催予定の映画イベントで上映する映画「普通に生きる」を製作したマザーバードの貞末麻哉子さんへのインタビューに同行に出かけた。
映画イベントでは、上映する各監督のインタビューダイジェスト版をインタビューブックとして配布するので、それぞれ分担してお話を伺いに行っているのだけど、こんなすごい人たちに実際お会いできるとはもう、本当に私ついてる。

貞末さんは、「普通に生きる」の他にも様々な社会的テーマを題材にしてドキュメンタリー映画を撮っていらして、その中に老年看護の授業にも使われている「森末 千さんに学ぶ」や「風流れるがままに」など看護の分野にも密接したテーマを取り上げてくださっている。勉強不足すぎて、何ひとつ知らなかった私だけれど、暖かく迎えてくださった。

インタビューは、市井の人たちのその生活しているリアルな現場を様々見つめてきたからこその静かで、重い言葉と、これまで歩んできた道のりの濃密さに、途中危うく涙しそうになった。このインタビューをどうやって見開き2ページにまとめたら良いのかともう1人の担当者と頭を抱えるくらい、どこも省略できそうにない。
イベントに訪れて映画を見てくださった方には、なんとか全文を読んでいただけるように工夫をしたいと思うので、どうぞいらしてください。

普段、自分も結構まあまあイケてるのでは、と思ったりするけれど、世の中にはすごい人がたくさんいる。そして、私1人が知り得ることなんてたかが知れている。
だから、弱い動物である人間は協力して生きていくんだ。

懐の大きな素敵な方だった。

異世代と協働する

午前中は、京橋で行われているパセージプラスの2回目へ。
パセージプラスは一年ぶりの再受講なので、すっかりフレッシュな気持ちで受講できる。(それでいいのか)くすのきの会でも、木曜日からプラスをスタートさせるので、私的にこの初春は絶賛プラスキャンペーンだ。なんとか骨子を掴みたい。

大急ぎで横浜まで移動して、午後からはこの6月に仲間とやるイベントの打ち合わせに。
昨年の夏頃から動き始めて、細かいところの諸々は決定したので、イベントに協力していただく外部の方々にきていただいての打ち合わせである。

イベント、といってもただのおばちゃんたちが手弁当で企画しているので、当然予算はなく、広報についてはどうしてもWordで作った素人感満載のもので告知することが多い。届くように伝える、繋がるための努力もしなくちゃいけないよね、ということが今回のテーマでもあるので、チラシをプロの方にお任せすることにしている。

うら若き22歳のクリエイターさんは現役美大生。(子どもつながりで人脈を使う。ここはおばちゃん力の発揮である。)
物静かで穏やかな素敵な青年なのだけれど、ジッと話を聞き、疑問点をしっかりと明確にする質問を無駄なく繰り出す姿に心底感銘してしまった。
そして、何よりも、プロの視点、そして、若い感性で捉えたアドバイスが改めて考えたらいちいちごもっともで、思考が凝り固まっていたことを全員で痛感してしまったのだった。

異世代と共に働くっていい。

私たちの考えていることは十分にお伝えできたと思うので、彼が持ち前の感性でそれをどんな形で具現化してくれるのか今からとても楽しみである。

イロンナセダイトツナガリタイー

なんやかんや言って

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